『エア・アジアの奇跡』

昨夜の『成幸者の集い』で『エアアジアの奇跡』と言う話をさせて頂きました。

今日は、その内容をご紹介させて頂きます。

「エア・アジア航空」は皆さんもご存知のように、マレーシアの格安航空会社(LCC)です。

設立当初はマレーシア政府系重工業会社DRB-ハイコム傘下の航空会社でしたが、業績が低迷し、経営破綻状態に陥っていました。

この経営破綻状態にあった会社を買い取り、僅か一年で業績を回復させ優良企業にしたのが

『トニー・フェルナンデス』です。

先ず初めに「トニー・フェルナンデス」について簡単に、ご紹介しましょう。

トニーは、大手レコード会社、ワーナー・ミュージックのアジア地域役員でした。

2001年10月、彼は、当時のマレーシアの首相マハティール・ビン・モハマドから、地元の航空会社『エアアジア』の救済を頼まれました。

当時の「エアアジア」は、ボーイング737-300を2機所有していたが、業績が低迷し、経営破綻状態に陥っていました。

しかし、友人マハティールが同社の存続を望んでいたことから「エアアジア」を買収することをトニーは決断。

彼は貯蓄をはたき、持ち家を抵当に入れた上で、持株会社チューンエアを設立し、2001年12月2日、この会社を買い取り経営に乗り出します。

『世界で最も影響力のある100人』

トニー・フェルナンデスは、米国TIME誌が毎年発表する2015年版『世界で最も影響力のある100人』に選ばれました。

TIME誌のこの企画は、「その活動・その発明・その成し遂げたことで、世界に最も影響を与えた人物たちを選ぶ」というものです。

トニーは、2001年に「誰もが、もっと自由に、空の旅を」というコンセプトで「エアアジア」の経営に乗り出しました。

その後、トニーは、数々の苦難や障害を乗り越えながら、「お手ごろな価格での高品質なサービスの実現」に尽力しました。

彼のお蔭で、東南アジアおよびASEANでは、今や、従来では考えられないほどの自由な空の旅を楽しめるようになりました。

そして、東南アジアとASEANでは、様々な地域と様々な文化がつながり、地域経済の大いなる活性化をもたらしました。

また「エアアジア」の革新的かつ創造的なサービスは、これまで保守的とされていた航空業界に刺激を与えてきました。

その結果『エアアジア』は今日、アジア最大のローコストキャリア(LCC)となりました。

具体的には、

全世界の90を超える都市を繋ぐネットワークを構築います。

短距離路線では、マレーシア・インドネシア・タイ・フィリピン・インドで運行しています。

また、中長距離路線では、中国各都市・香港・台湾・日本で運行しています。

設立以来13年間で2億8000万人以上のお客様を搭乗させました。

今まで、飛行機に乗ることが夢だった人々の夢を実現させてあげました。

設立当初、2機しかなかった機体数も、現在、190機以上を数えます。

また、SKYTRAX社実施の「世界航空会社調査」では、2009年から6年連続で「ワールド・ベスト・ローコスト・エアライン賞」を受賞しています。

トニーは、今回の受賞に対して次のようなコメントをしています。

「TIME誌の『世界で最も影響力のある100人』の一人に選ばれたのは、この上ない名誉です。

選出の連絡を頂いて最初は信じられなかったのですが、今は静かに喜びをかみしめています。

私のキャリアの中でも、この1年間は困難な時期といえましたが、私のキャリアは、常に苦難や障害に満ちており、むしろ、そこから学び、成長をしました。

「エアアジア」は常に前進しており、また「エアアジア」の未来を確信しています。

今年「エアアジア」創設時の「高品質なサービスをご提供する」というビジネスの根幹部分を今一度、見つめなおしていきます。

「エアアジア」はASEANを超えてさらにネットワークを広げ、高品質なサービスを提供するという私たちの強みをさらに強化していきます。

「エアアジアの歴史」は、我々のサービスを通じて、お手ごろな価格での高品質サービスを受けることが出来ていなかったお客様を新たに開拓してきた歴史です。

また、お客様に対してだけではなく、我々の仲間たちに対しても自己実現のチャンスを提供し続けてきました。

例えば、元々、購買部門のアシスタントであった社員がパイロットになって活躍しています。

また、荷物係だった社員が部門長になって活躍しています。

あるいは、バックヤードのアシスタントだった社員が客室乗務員になっている例もあります。

私はエアアジアを通じて、次世代のASEANの起業家たちを刺激し、彼らを成功に導いていきたいと考えています。

最後に、「日夜激務に励んでいるエアアジアのすべての従業員に感謝をします。

そして、これからも一緒に新しいことに取り組んでいきましょう。」と付け加えました。

では、彼は、この経営破綻寸前の会社を幾らで買ったのでしょうか?

その答えは・・?

その驚きの値段とは・・?

それは、明日、お答えします。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

感謝 合掌