『アップルのCEOを驚かせた日本人女性』

前回は『ビル・ゲイツに慕われた日本人女性』を紹介しましたが

今日は『アップルのCEOを驚かせた日本人女性』をご紹介します。

先日、アメリカで行われた、アップルの新製品発表会の会場で
ある日本人女性が紹介されました。

私たちに、大いなる夢と希望と勇気を与えてくれました。

その女性の名は“若宮正子さん” 82歳です。

彼女は『ひなだん』というアプリを開発し、採用されたのです。

『ひなだん』は、雛飾りを雛壇に正しく飾るというゲームです。

コンセプトは『お年寄りが若者に負けないゲームを・・』です。

正子さんは、60歳で定年退職をするまでパソコンとは無縁でした。

しかし、母の介護が必要となり、外出が制限されたため

外部との交流をするためにインターネットを始めたく
パソコンに触れたそうです。

彼女の口癖は「欲しいものは時間」

「有り余っているものは好奇心」

今の若者に聞かせたい言葉です。

こうして、彼女は『ハイテクシニア』への道を突き進みました。

アップルのティム・クックCEOは、

5000人の開発者の前で

「あなたが、まだ作品を公開していないとしても・・

時間は十分あるよ」とジョークを言い

「彼女に大きな拍手を・・」と促しました。

いかがでしょうか?

私たちは「若宮正子さん」から、

多くを学ぶことが出来るのではないでしょうか。

今、シニアの起業が増えています。

私が利用しているレンタルオフィスでも利用者の半数位は
シニア起業家ではないかと思います。

ですから「私はもう歳だから・・」とか

「夢がないから・・」などと言わないで

新しいことに挑戦して欲しいと思います。

私は、歳を重ねた数だけ夢の数は・・

増えて当然だと思います。

なぜなら、私たちは成長している訳ですから、

成長した分、視野が広がり、興味の対象が増えると思います。

興味の対象が増えれば、夢の数も増えるはずです。

ですから「私は、もう夢なんかないです」と言っているのは

「私は、もう成長していません」

「私は、成長することを止めました」と

自分で言っていると同じではないでしょうか。

また、若者に対してですが、

80歳になってなお、

「夢を持って、もっと成長しよう」という女性がいるのです。

若宮さんは「時間が欲しい」と言っているのです。

時間のある若者が「何もしない」というのは

余りにも「勿体ない」とは思いませんか?

いや「時間がある」と思っているから

「行動しない」のかも知れませんね。

もし、あなたの「死」が、明日だとしたら・・、

どうしますか?

「今日という日」を無駄に過ごして良いのでしょうか?

また若宮さんは

「有り余っているものは好奇心」と言っています。

80歳を超えてなお「好奇心旺盛」なのです。

私は、人が「好奇心」を失った時に

「成長は止まる」と思います。

あなたの「成長は止まって」いませんか?

若者には「時間がある」

「仲間がいる」

「SNSが使える」

「常識に捉われない」など、

たくさんのものを持っています。

ないのは「経験」と「体験」

「お金」「人脈」・・

しかし、それらは人生の大先輩たちが持っています。

ですから「ないもの」は大先輩から借りて・・

新しいことに挑戦して欲しいと思います。

「ないもの」は「人から借りられる」としたら

自分一人で頑張る必要はないのです。

そう考えたら『人生なんてチョロイ』と思いませんか?

だから「でっかい夢を持って」

「ないもの」は、大人から借りて挑戦してください。

「若宮正子さん」の次に、世界を驚かせるのは・・

「あなた」かも知れません。

今日、素晴らしい一日となりますように・・

感謝 合掌