「人生は夢の大きさに比例する」
「あなたは何のために生まれてきたのか?」
これは、ソフトバンク・孫正義代表の言葉です。
正に、その通りだと思います。
先月25日に東京国際フォーラムでソフトバンク主催の
『キャリアLIVE2019』と言う講演がありました。
「世界の未来を見据えたビジョンと熱き志の全てを語る」
という内容の孫正義さんの講演でした。
「孫さんは、やっぱり凄いです」
「見てる世界が違います」
孫さんの講演の一部を紹介すると・・
「30年前に戻ることができるなら・・
Appleなどへ投資をして、誰でも億万長者になるだろう」
「私は30年後の未来が見えているから
『Arm(アーム)』を借金してまで3兆5000億円で買収した」
「20世紀は、オイルを制したものが大富豪になった。
これからは、データを制するものがお金持ちになる」
※「Arm」とは、英国ケンブリッジに本社を置く持株会社で
2016年にソフトバンクグループが買収した会社です。
私たちの使っている携帯電話や携帯端末に組み込まれている
マイクロプロセッサのシェアでは世界一の会社です。
「年間125万人が交通事故で亡くなる。
日本でも、お母さんと小さな娘が亡くなったばかり。
自動運転で、その悲しみは99%無くせる」
「だから『UBER』などの筆頭株主になった。
また『TOYOTA』と組み、世界の交通インフラの
90%をソフトバンクグループが握る」
「年間960万人がガンで亡くなる。
早期発見すれば命を守ることができる。
そのために『ガーダントヘルス』の筆頭株主になった」
※「ガーダントヘルス」とは、がん早期発見につながる
最先端遺伝子検査(血液検査)の会社で
アメリカでは80%のシェアを持っています。
「世界で年間8億人が、栄養失調で亡くなっている。
日本の野菜は、オリンピック委員会に
ドーピング判定されるほど農薬だらけだ」
「ソフトバンクグループの『Plenty』は
オーガニックで安全な野菜をAIロボットを使って
1年に40回も自動で収穫する」
※「Plenty」は米国のインドア農業の会社で
わずかなスペースを利用した「垂直農法」という手法で
新鮮で安全な野菜や果物を栽培する会社です。
以上のように、孫さんは「人々を幸せにする」ための事業に
投資を続け、グループは70社以上拡大しています。
ネットバブルが弾けた頃、孫さんはアマゾンの
ジェフ・ベゾスと2人で会話した時
「30%の株を100億で譲って欲しい」と言ったそうです。
しかし「130億」だと言われ、会社の会議にかけると
「会社には、そんなお金が無い」と言われ諦めたそうです。
「あの時に投資ができていたら・・
130億円が30兆円以上に化けていた」と言っていました。
半年後にアリババに20億円入れたら、
皆さんもご存知の様に「それが15兆円」になりました。
「『OYO(オヨ)』は、もうじき世界のホテル王になる。
25歳の若い社長が、マリオットやヒルトンを
あっという間に超えていく。
AI起業家が群を成して、世界を変えていく」
※「OYO」は、ITを活用したチェーンホテル経営で
全世界10ヶ国以上に展開するインド発のグローバル企業です。
いかがでしょうか。
「孫さんの見ている世界」
「孫さんがやろうとしていること」
「人類の発展のために何が出来るか?」
それが「投資の判断」のようです。
そして、見ている先は「30年先」「100年先」です。
その未来から「今を見ている」のです。
そして、『登る山を決めて、熱狂せよ』と孫さんは言っています。
あなたは「何年先から今を見ていますか?」
「誰の役に立つ仕事をしていますか?」
そして『熱狂していますか?』
私も、孫さんのように、次の時代から『令和』という時代を見つめ
人のお役に立つビジネスを考えたいと思いました。
そして、『熱狂』したいと思います。
『令和』になった・・
いまここから・・
感謝 合掌