昨日は、義父の三回忌で故郷、福島に行って来ました。
駅を降りて「寒さ」の厳しいのに驚きました。
寒さには自信があったのですが、この季節の寒さが身に堪えるのは歳のせいなのでしょうか。
義父の菩提寺は、宝永4年(1707年)に建立された寺です。
境内には300年を超えるイチョウの木や楓の木があり、凛々しく立っていました。
この様な場所に立つと自分の存在が小さく感じます。
だからこそ、与えられた時間を精一杯楽しもうと思いました。
義父の墓に手を合わせながら、そのことを誓ってきました。
1863年11月19日、アメリカ・ペンシルベニア州ゲティスバーグで
ある有名な演説が行われました。
その演説の内容は150年以上経った今も、人々に語り継がれています。
では、その演説の内容とは・・
「87年前、われわれの父祖たちは、自由の精神にはぐくまれ、
人はみな平等に創られているという信条にささげられた新しい国家を
この大陸に誕生させた」で始まり
(中略)
「人民の、人民による、人民のための政治を地上から決して絶滅させないために、
われわれがここで固く決意することである」と結んだ
アメリカ合衆国第16代大統領、エイブラハム・リンカーンの演説です。
1946年、GHQ最高司令官・ダグラス・マッカーサーは日本国憲法の草案前文に、
このゲティスバーグの演説の一節を織り込んだと言われています。
それが「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」です。
「人民の、人民による、人民のための政治」と言う言葉も、
日本風になると上記のようになるようです。
リンカーンのゲティスバーグでの演説には、政治の理想が表現されていたと思います。
しかし、世界の政府は・・、そして、政治家たちは・・
「リンカーンが理想とした政治を行っているのだろうか?」と言う疑問が湧いて来ます。
私は今、私の理想とする『Company(会社)』
「みんなの、みんなによる、みんなのための会社」を創りたいとの想いで活動しています。
『Company』には「会社」と言う意味の他に「仲間」と言う意味があります。
ですから、仲間たちと理想の会社(社会)を創りたいと思っています。
いや、理想の会社とは、気の合う仲間たちと創り上げるものだと考えています。
私が理想として、ずっ~と考えて来た会社の姿とは、
お客様が株主・・、
働く人が株主・・、
そして、取引先様が株主・・という会社です。
もし、お客様が株主なら、自分の会社の商品を一番に利用してくれるでしょうし
もし、働く人が株主なら、自分の会社のことを最も良くしようと考えるだろうし
もし、取引先様が株主なら、自分の会社に有利な条件で取引きしてくれるでしょう。
こんな会社なら、みんながハッピーになれると信じています。
だから「みんなの、みんなによる、みんなのための会社」なのです。
また、私は「夢」は人が叶えてくれると思っています。
仲間の力なくして、夢の実現はないと思っています。
仲間の力なくして、理想を形にすることは出来ないと思っています。
ですから、仲間たちの、仲間たちによる、仲間たちのための夢を達成させることが
自分の夢を達成する最も近道だと信じています。
夢を叶えるもの・・
理想を実現するもの・・
それは、家柄でも、
財力でも、
知識でも、
才能でもなく
仲間の力だったのです。
そのことを、リンカーンは私たちに教えてくれたのではないでしょうか。
夢を叶えるのに大切なのは「仲間をもつ」こと・・
そう考えたら・・
「人生なんてチョロイ」と思いませんか?
今日も素晴らしい一日となりますように・・
感謝 合掌