『豊かになるための仕事の選び方』

皆さんは、仕事を選ぶ時に何を基準に選びますか?

多くの方は、「自分の収入が増えるかどうか?」

「出来るだけ多くの給料がもらえて、楽な仕事かどうか?」

「人気のある職種かどうか?」

「格好良いかどうか?」などで選んではいないでしょうか。

今日は、その道で成功した人たちが

「何を基準に選んだか?」をご紹介しましょう。

また、仕事を通じて「私たちは何を得ているのか?」も

学びたいと思います。

では、先ず初めに、2度のアカデミー主演男優賞を受賞した

「ダスティン・ホフマン」の例でご紹介しましょう。

ダスティンは、若い時は、自分が負け組だと思っていたそうです。

年上の兄は、フットボール・チームと野球チームのキャプテンをしていましたが、

ダスティンは、周囲からは「お前はコメディアンだ」

「お前は、本当の負け犬だ」などと言われていたそうです。

高校卒業をしたダスティンは大学へ入学できる学力もなく、

軍にも入りたくなかったため2年制大学へ進学しました。

しかし、勉強は嫌いでした。

何をしても心を惹かれるものはありませんでした。

ところが、ダスティンにとって、

演技だけは、とても楽しいと感じられたそうです。

そして、最終的に俳優の道を選んだのです。

ですから彼は、どんな役にも挑戦すると決めたそうです。

そして、その時に、ダスティンが重要視したのが

「私は、これを演じることによって俳優として、

何かを学ぶことが出来るか?」と言うことだったそうです。

自分にとって「学ぶべきもの」がない場合には

その役どころを断ったそうです。

そうなのです。

「その仕事をすることで何を学ぶことが出来るか?」

これが、彼が仕事を選ぶ時の基準としたのです。

この「仕事選びの基準」が、彼を名優へと育てたのです。

そして、2度のアカデミー主演男優賞を受賞させたのです。

ですから、仕事選びで大切なのは

「お金」ではなく、「その仕事から何を学ぶことが出来るか?」

「その仕事を通して、自分が成長できるか?どうか?」が

大切なのです。

すると、将来、その道で「成功者」と呼ばれる人になるのです。

そして、大きな富と名声を得ることが出来るのです。

では「仕事を選ぶうえ」で・・、

次に大切なことは何なのでしょうか?

それは、「自分の能力が発揮できて、
人に貢献できる仕事であるかどうか?」だそうです。

言葉を変えるなら、その仕事に

『使命感』が「あるか?」「ないか?」です。

経営の神様と言われた松下幸之助氏は次のように言っています。

私たちの使命は「この世から貧をなくすことである。

世の中を豊かにすることである。

物の面から人びとを救うことである。

水道の水のように、いい物を安くたくさんつくることである。

そして、よい製品を大量に生産することで

人々の暮らしを豊かにすることである」

この『水道哲学』が松下電器の、最も根幹となる企業理念となり

そこに携わる人たちの『使命感』となったのです。

そして、幸之助氏を「経営の神様」へと進化させていったのです。

また「使命感」と言うと、松下幸之助氏だけでなく

SONYの盛田昭夫やAppleのスティーヴ・ジョブズもそうでした。

「人々に感動を与える製品で社会を変革する」ことを使命として

日々、歩み続けたのです。

多くの成功者は「お金のため」ではなく

「自らが定めた使命」に従って生きたのです。

その結果、大きな成果と富と名声を手にしたのです。

私たちは、この様に

「人々の暮らしを豊かにすること」で・・

「人々に夢と感動を与えること」で・・

「自らも豊かになる」ことが出来るのです。

ですから、使命を持って仕事に携わりましょう。

そして「仕事を選ぶうえで、大切なもの」が

もう一つあります。

それについては、長くなりましたので

明日のブログでご紹介しましょう。

楽しみにお待ちください。

今日も、素晴らしい一日となりますように・・

感謝 合掌