安室奈美恵さま
今日、引退の日を迎えました。
寂しいけれど、私たちは幸せでした。
で始まる新聞広告が、朝日新聞の朝刊に載りました。
全国の安室ファン、4846人がお金を出し合って
掲載した感謝の広告だそうです。
その感謝の言葉は・・
あなたが同じ時代に生まれてきてくれたこと。
あなたと出逢えたこと。
あなたのファンでいられたこと。
宝物のような時間をありがとう。
憧れのあなたでいてくれてありがとう。
これまでも、これからも、
あなたは私たちのHeroです。
と続き・・
25+1年間、たくさんの思い出と、
あふれるほどの愛を本当にありがとう。
と締めくくってありました。
平成の歌姫「安室奈美恵」は・・
昨夜、26年間の歌手人生を締めくくるステージを
生れ故郷の沖縄・宜野湾市でラストライブを行い
本日、引退します。
歌やダンスだけでなく、ファッションや生き方にまで
世代を超えて私たちを魅了した歌手、安室奈美恵。
バブル経済の崩壊により先行きが不透明だった日本。
そして、阪神大震災や地下鉄サリン事件などが発生して、
世相が暗くなった時代に、安室奈美恵の歌はヒットし始めます。
「女らしさ」ではなく「私らしさ」で、
元気を失った男性に変わり、女性が文化をつくり
時代を牽引したのです。
私が、安室奈美恵さんのことで思い出すのは
『NEVER END』です。
太平洋戦争の激戦地、沖縄でのサミット開催を熱望した
小渕恵三首相(当時)の要請によって誕生した
沖縄サミットのテーマソングです。
「Never End Never End 私たちの未来は」
「Never End Never End 私たちの明日は」
数えきれない、やさしさが支えてる
忘れられない思い出の風が吹く
私たちの未来も・・、
明日も・・決して終わることはありません。
安室奈美恵さんは、今日、歌手活動を引退します。
そして、平成が終わり、
来年からは新しい年号へと変わります。
一つの時代は終わり、
新しい時代が始まります。
終わりは「いま、ここから」始まるのです。
私たちの未来は永遠に続きます。
明日と言う日も永遠に続きます。
すべてを「いま、ここから」始めましょう。
感謝 合掌
菅野宏泰