≪ やっぱり孫さんは凄い!! ≫

言葉はちから

 

先日、トヨタとソフトバンクが共同出資をして新会社

『MONET TECHNOLOGIES(モネ テクノロジーズ)』をつくると発表。

 

時価総額で日本1の会社と2位の会社との提携に驚かれた方も

多いのではないでしょうか。

 

1位、2位と言ってもトヨタの時価総額は約23兆円

かたや、ソフトバンクの時価総額は約12兆円。

その差には「10兆円以上」もの差があります。

 

自動車は「コモディティ(単なる商品)」と言っていた

ソフトバンクグループの孫正義社長。

「車は愛」と呼んでその存在価値にこだわっていた

トヨタの豊田章男社長。

 

 

両者の考えは「水と油」でした。

しかし、トヨタの豊田社長はソフトバンクの孫社長に

頭を下げる形で提携に結びつけました。

 

新会社の出資比率は、トヨタが49.75%。

ソフトバンクが50.25%。

その差は、わずか0.5%ですが、この差が大きいのです。

 

ソフトバンクが主導権を握っていることを表わしています。

では何故、トヨタはソフトバンクの軍門に下ったのか。

 

自動車業界は、これから製造からソフトの提供へと

シフトを変えなければならないからです。

 

 

その一弾として、トヨタは系列店制度を廃止し

製造車種を減らすと先月、発表しました。

 

また、全国にある5000の販売店を利用し

「所有から利用へ」とカーシェアリングに軸足を変えます。

 

これからは『物よりサービス』

『ハードよりソフト』の時代なのです。

 

皆さんは、ソフトバンクの凄さをご存知でしょうか。

孫氏は、アメリカのウーバー、中国の滴滴(ディディ)

インドのオラ、シンガポールのグラブといった

世界のライドシェア企業に投資をして来ました。

 

その結果、ライドシェア市場の90%を握っているのです。

一日の利用者数は「延べ3500万人」です。

これは、JRの一日の利用者数「1770万人」の2倍です。

そして、ライドシェア市場は今後も伸び続けると言うことです。

 

 

皆さんは「ソフトバンク」という会社を・・

「携帯電話会社」だと思ってはいませんか。

もし、そうだと思っていたら、それは間違いです。

 

ソフトバンクは「翻訳機の販売」から始まり

「パソコンのソフトの販売」、「インターネット検索」

「携帯」、「エネルギー」、「ライドシェア」へと

時代の変化に合わせて変化して来たのです。

 

 

要は、ソフトバンクという会社は

時代の変化に合せて変わることの出来る

『カメレオン』なのです。

 

過去の成功に囚われることなく、

変幻自在に変化していく

 

『孫さんは凄い』と思います。

 

ですから、ソフトバンクという会社が、近い将来

自動車産業の雄になる日が来るかも知れません。

 

また時価総額、日本一のトヨタも今、なりふり構わず

時代の変化に合わせて、変化しようとしているのです。

 

私たちも、この様に時代の変化の激しい時代には

時代の変化に合わせて、私たちの思考を

変えていかなければならないのです。

 

そして、もう一つ大切なのは・・

私たちは「第二の孫正義」には・・、

「なれないのか?」と言うことです。

この大きな時代の変化は、私たちにも

「孫正義」になれるチャンスを与えているのです。

 

 

孫正義氏は、雑居ビルの小さな一室で起業しました。

そして、時代の変化を捉え、

今の地位を築きあげてきたのです。

 

ですから、時代の変化に対応できる思考を磨くと

私たちも、孫正義になれるのです。

いや、孫正義になることは出来なくても、

彼に、一歩でも近づくことは、確実に出来るのです。

 

 

ですから『(株) いまここから』は

時代の変化を捉え「ソフトバンク」のように

変化し続けると決めています。

 

感謝 合掌