昨日は『豊かになるための仕事の選び方』をご紹介させて頂きました。
その中で仕事を選ぶ上で大切なのが
「その仕事で何を学べるのか?」と言うことと
『その仕事を通して、どんな貢献ができるのか?」という
『使命感を持つ』と言うことでしたよね。
しかし、仕事を選ぶ際に「もっと大切なこと」が・・
もう一つあるのです。
では、それは・・何なのでしょうか?
その答えを、投資の神様
「ウォーレン・バフェット」から教えて頂きましょう。
世界の億万長者の一人となった彼は、
「給料が多いかどうか?」では、仕事を選ばなかったのです。
また、その様な選び方をすると
「豊かな人生を歩めないこと」も教えてくれました。
彼は、新聞配達からスタートし、億万長者になったのですが
「収入の量で仕事を選んだ事は無い」とはっきり言っています。
バフェットは、1930年にネブラスカ州オマハに生まれました。
そして、バフェットは幼い頃からビジネスを始めていました。
例えば、祖父からコーラを6本25セントで購入し、
それを1本5セントで売って、一回で5セントを儲けていました。
また、ワシントン・ポストの配達のアルバイト、ゴルフ場のボール拾い、
競馬の予想新聞の販売なども行っていました。
1947年にペンシルベニア大学ウォートンスクール・ファイナンス学科に入学。
しかし中退し、ネブラスカ大学リンカーン校に編入します。
そして、ネブラスカ大学を卒業後、
ハーバード大学ビジネス・スクールに入学しようとします。
しかし、入学することは出来ませんでした。
すると、コロンビア大学で著名な証券アナリストであり、
『賢明なる投資家』の著者「ベンジャミン・グレアム」が
教職についていることを知ったのです。
そこで、バフェットはコロンビア大学のビジネススクールに進学し、
ベンジャミン・グレアムから投資について学びます。
そして、グレアムが保険会社『GEICO』の重役であることを知ったバフェットは
1951年に大学院で修士号を取得後、
どうしても、グレアムの元で仕事をしたいと思い
ワシントンD.C.の『GEICO本社』へ向かいます。
門前払いをされそうになったが、中に入れてくれるまでドアを叩き続け
「タダでもいいから働きたい」と懇願します。
ウォーレン・バフェットはベンジャミン・グレアムの元で働けるなら
「給料など、なくても良かった」のです。
しかし、バフェットはグレアムの元で働くことは出来ませんでした。
その代わりに、バフェットは、そこで当時の副社長であった
ロリマー・デビッドソンと出会います。
デビッドソンは、後にバフェットの友人となり、
彼の考え方に大きな影響を与えます。
この様にして、バフェットの投資に対する考え方が生まれ
成功の基礎が出来上がっていったのです。
もう既に、皆さんは「仕事を選ぶ上で、大切な三つ目の基準」が
何であるかを、お分かりになりましたよね。
そうなのです。
「どのような人のもとで働くか?」
「その人から何が学べるか?」で選ぶことが
何よりも大切だと言うことをウォーレン・バフェットは
私たちに教えてくれたのです。
ここで『豊かになるための仕事の選び方』を整理すると
「給料がいい」「福利厚生が充実している」
「労働時間が短い」なども大切な条件かも知れませんが
もっとも大切なのは
「その仕事から何を学ぶことが出来るか?」であり、
「その仕事には使命があるか?」
或いは「社会に貢献できる仕事か?}であり、
「どのような人のもとで働くか?」
「その人から何が学べるか?」で選ぶことだと言うことを
多くの成功者が教えてくれているのです。
ですから「自分は大きな会社に入れなかった」
「有名企業に就職できなかった」などと嘆く必要はないのです。
もし、あなたが、その仕事から「何か学ぶもの」があったら
その仕事で、社会に貢献すると言う「使命感」が生れたら
そして、この方の元で働きたいと思う「尊敬できる人」がいたら
「良い会社」「良い仕事」を選んだことになるのです。
もし「この会社には、そんなものなどないよ」と言うのであれば
あなた自身が、「自分がなる」という覚悟を持って
やってみてはいかがでしょうか。
そのような考えで取組んだら、誰もがあなたを助けてくれると思います。
多くの人が応援してくれると思います。
きっと「素晴らしい未来」が待っているでしょう。
人生は、学歴でも、家柄でも、才能でもないのです。
どんな基準で仕事を選ぶかで決まるのです。
そう考えたら『人生なんかチョロイ』と思いませんか。
輝く日本の未来のために、
自分を育ててくれる仕事を選んで楽しみましょう。
今日も、素晴らしい一日となりますように・・
感謝 合掌